日頃は成城自治会の各活動に、ご支援、ご協力を賜りましてまことにありがとうございます。心より御礼申し上げます。昨年度の活動計画の実績値につきましては、まだ集計中ではございますがお陰様で概ね達成することができました。詳しくは班当番総会にてご報告いたします。
◆前期の振り返り
*総務部 前部長が体調を崩したため引き継いだ髙橋部長のもと規約類の検討、事務の適正化に取り組んだ。
*経理部 新任の富川部長が消費税値上げに対処した。
*防犯部 石田部長が、青パトの運用と都市大付属中高との路上美化活動に取り組んだ。
*防災部 富川部長兼任のもと、災対PTの小室斐子チーム長、矢島由紀子副チーム長によって災対PTが一丸となり住民への説明会、防災リーダー会議および2度目の安否確認標識の配布その他の努力によって足踏みしていた安否確認標識掲示率50%をクリアした。
*環境部 石神部長のもと、しばらく自治会とは別の組織に活動を移管していたビジョン推進委員会を正規の位置である自治会組織に復活させ、再構築の作業に入った。成城憲章運営委員会は岩村委員長のもと、おかしな建築への注意改善要求や行政との連携を図って成城の街並みを守るとともに、成城憲章の見直し作業を行い、建築業界の動きに呼応した憲章を作るべく作業を行った。
*広報部 藤森部長のもと、より読者に親しまれる記事作りを目指すとともに、残念ながら新型コロナウイルス対策により中止を余儀なくされた『砧』800号記念座談会の準備を行った。
◆役員改選について
今期は役員改選期になります。5月23日の班当番総会へ推薦された役員候補者が承認されたのち、理事の互選によって会長が選出され、他の役員と共に3年間自治会の運営を担うこととなります。
定年を迎えられた方は、相談役をされていた前会長の中川清史氏と広報部長をされていた藤森喜子氏、また長年ご活躍された栗林勝彦氏はじめ数人の方が任期満了を機に退任されます。地域へのご奉仕お疲れ様でした。感謝申し上げます。今後も側面より自治会活動を支援していただければと思います。なお、新任の方が数人役員候補者として班当番総会へ推薦されることになっております。詳細は班当番総会資料又は班当番総会後の『砧』にてご確認ください。
◆今期の事業計画と方針
今期の事業計画は、あらかじめ前期まで務めた役員によって作成されておりますので、新任役員はそれを継承していくこととなります。担当替え等により多少変更があるかも知れませんが、今まで通りにより安全安心なまちづくりを目指してまいります。会の方針は、新会長が策定し、役員の同意を得て提示されます。今期以降の役員任期3年間における大きな課題は、
①我々がお世話になっているこのまちが、数年先には100年の節目を迎えることから、住民全員でお祝いできるように準備すること。
②成城という我々が好きなこのまちの佇まいを守るとともにさらにその特質を向上させていくこと。
③お年寄りが多くなってきているこのまちの「安全・安心」を我々住民が作り上げてきた災害対策活動を徹底し実践することによって「大災害発生時この地域から一人の犠牲者も出さない」という形を作り上げること。
◆住民が全員でまちづくり
これらを踏まえて、成城に住む我々住民全員が、楽しく安全に安心して住めるこのまちに感謝しまた恩返しをしていくという住民の気持ちを醸成していきたいと思います。
それには、住民全員が自治会員となって、気持ちを一つにしたいものです。どうぞ会員でない方々にこのような我々の気持ちをお伝えいただければと思います。具体的な自治会活動をしてくださいということではありません。その方のできる範囲で活動してくださいということです。寝たきりの方や体の不自由な方でも気づいたことをFAXや電話で参加してください。子供たちもアイデアをください。お勤めにお忙しい方もメモをください。また、ひと月200円の会費を納めてくだされば、それで自治会運営の諸経費が賄われ、活動が活発かつ円滑に進むことが可能になりますから、会費を納めているだけで自治会活動をしているのと同じことになります。
全住民の力で、このまちをより安全・安心で楽しい住みやすいまちにしていきましょう。そのために私たちは頑張ります。
◆新型コロナウイルス対策
3月中旬時点で感染者数は増え続けています。これも災害です。「この地域から一人の犠牲者も出さない」はここにも通じたことと思います。成城住民として、いくら安全だと思っても身勝手な行動は慎みましょう。我慢です。ニュースで、東京都や政府から自重するように要請されているにも関わらずに、ヨーロッパへ旅行したとか、風邪気味なのに出かけた人から陽性反応が出たという報道がみられます。いろいろ事情はあるでしょうが、成城住民として自重すべきはこの非常事態と解釈して自重いたしましょう。
◆お詫び
新型コロナウイルス蔓延の状況に鑑み、自治会活動の一環として計画されていたイベントを中止せざるを得ませんでした。
*2月22日 『砧』800号記念座談会
*2月29日 旧山田邸サロン
*3月11日 安否確認標識掲示訓練
*3月24日 まちづくりサロン
楽しみにしておられたことと思います。ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。再開の折は、よろしくお願いいたします。
~ 以上、2020年4月発行の『砧』806号の巻頭より転載しました。~
毎月、自治会員の皆様にお届けする広報誌『砧』をぜひご一読ください。まちの話題やご意見・ご質問など、皆様からの投稿もお待ちしております。(広報部)