お問い合わせの多い「安否確認標識」についてのQ&Aをまとめました。
Q.「安否確認標識」掲示訓練に参加するには?
A.成城の町にお住いの方全員と、砧7丁目、8丁目の一部の方です。自治会への加入、未加入は問いません。なぜなら、災害発生時には、全ての住民の命を守りたいからです。
Q.「安否確認標識」を持っていないのですが?
A.どなたでも、成城自治会に欲しいと申し出ていただければお渡しいたします。
Q.「安否確認標識」を出すことでどんなメリットがありますか?
A.大地震などの大災害発生時、家や家具の下敷きになり亡くなる人を一人でも多く救出するためです。そのため、自分の家族は「無事」ですという標識を掲げることで、近所の方が、チェックする時間を短縮できるのです。阪神・淡路大震災時、助かった人の多くは、14分以内に近所の方に救助されたそうです。
Q.どこに出せばよいのでしょうか?
A.出来るだけ、そとの道路から見やすい場所に掲示してください。
Q.マンションに住んでいるので、倒壊の危険がないので参加していませんが?
A.マンション等の丈夫な建物にお住いの方は、家の倒壊は、考えなくてもよいのですが、中の家具(箪笥、テーブル、電子レンジやシャンデリア)などの落下、飛び散りなどによるケガが考えられます。マンション内でもご利用されることにより、いち早く、ケガをした人の救出が可能になります。是非ご参加を。
また、マンションでは、外から中を確認することが難しく、それぞれの管理組合で、対策を事前に相談されることをお勧めいたします。
Q.消防や、警察に任せておけばよいのでは?
A.大災害発生時には、多くの方が公的機関に救助を求めます。しかし、道路も車両が通行できなくなり、救助に向かえないことが発生します。そのため、公的機関を待っていては、救出されるまで長い時間がかかったり、来なかったりが起こります。やはり頼りは隣近所の方です。
Q.「無事」の標識が出ていたら、どうすればよいのですか?
A.「無事」の場合は、素通りしてください。「SOS」が出ていたり、標識が何も出ていない家は、中を確認してください。そして、救助が必要な方を発見した時には、大声で、周りに救助を求め、出来る限りの救助を素早く行ってください。
Q.「安否確認標識」掲示訓練では、なぜ自治会に報告するのですか?
A.訓練に参加された方、すなわち、見回り行動が大切であることを認識していただいている方の割合の変化を調べ、より安全な街にするための行動計画に反映させるためです。ご意見等も積極的に自治会の方にお願い致します。