みんなで協力して「この地域から一人の犠牲者も出さない」ようにしよう!!
このスローガンのように、「命を大切にしよう」とする災対PT発足以来の理念のもと、成城自治会では、成城団地自治会とともに成城地区自治会連合会として、「大災害発生時住民行動マニュアル」による災害対策活動を成城地域(成城1~9丁目、砧7~8丁目)全世帯を対象として行っております。
「大災害発生時住民行動マニュアル」は、阪神淡路大震災から学んで作られました。つまり、
- 亡くなられた方の90%が、14分以内に亡くなられています。
- 助けられた方の80%が、ご近所の方々によって助けられました。
- 公的機関は、発災後しばらくは手一杯で来られません。
以上から、私たちで助けられる命を、助けることが出来るようにしよう、として作られ、発災後14分以内に救出することを目標とした活動です。
マニュアルを少し変更
その訓練日、9月1日(金)が近づいてまいりました。いつも通り「安否確認標識」を掲示してください。今回から、発災直後の我々住民の行動訓練の方法を少々変更しようと思っております。8月26日(土)10時から、防災みまわり隊打合せ(旧リーダー会議)を成城ホールにて行ないますが、そこで皆様のご意見をお伺いしたいと思います。旧リーダーに関わらずどなたでもご参加いただけます。大地震への備えとして積極的にご参加ください。
- 参加される際は回覧してございます申込用紙(あるいは自由な用紙)に氏名・住所・メールアドレスをご記入の上、自治会事務局までファックスにてお送りいただくか、申込用紙に記載したQRコードからお申し込みください。
- 安否確認標識をお持ちでない方は、自治会にて用意(無料)してありますのでご連絡いただきますようお願い申し上げます。
- この訓練は、自治会会員だけでなく、成城地域(成城1~9丁目、砧7~8丁目)の全住民を対象に行っております。みんなの命を守るために、よろしくお願いいたします。
大震災発生時(訓練時)必ず次のように行動しましょう
1.まず、何よりも自分の身を守る行動を素早く落ち着いて行う。
2.揺れがおさまったら、火の始末(ガスの元栓、電気のブレーカを切る)と出口の確保を行う。
3.家の中にいる者の安否確認を行う。以降、救命救助活動を優先して行う。
4.家の中の危険箇所を全員で確認する。
5.全員命の危険がない時は、安否確認標識「無事OK」を通りから見やすいところに掲示する。
6.その場に、安全に動ける人がいる時は、番地内を1周する。「無事OK」の標識が出ていない家を見つけたら、大声で人を呼び、家の中を確認するよう依頼して、自分は最後までチェックを続ける。チェックが終わったら、しばらく周囲に注意して人を呼ぶ声がしたらすぐに駆けつける。また、道路に緊急車両の通行に障害となるものがあったら取り除く。
- 9月1日の訓練時は番地内を1周して安否確認標識を掲示している家(集合住宅を除く)を数える。事前に番地内の全戸数(長期不在宅は除く)を調べておく。その結果をWeb報告フォームまたは報告用紙で報告する。集合住宅は独自に報告する。
7.安全に動ける人は、救助活動、初期消火等をみんなで協力して行う。
*災害対策訓練のお知らせ~2023年9月1日(金)終日~は、こちらから。