皆様、今年の夏は経験したことのない猛暑に見舞われましたが、お元気にお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。この気候も、人類が豊かな社会を作るべく努力してきた結果の功罪ということですね。ともあれ、健康を害さないようにご自分のお身体をしっかりと守ってまいりましょう。

 成城100年祭スタート 

 上半期を振り返りますと、なんといっても7月6日に開祭式を迎えた「成城100年祭のスタート」ですね。5年前から準備委員会を立ち上げ、多くの障害を乗り越えて着々と準備を進めてまいりました。委員の皆さんは、初めにコンセプトをシッカリと決めたことによって、ドッシリと構えて作業されていたように思います。作業している我々住民の背丈に合ったお祭りにしましょうと、住民主体の実行委員会が立ち上がった際、確認し合った通りに各担当者は作業に邁進しておられました。2〜3か月前からは、「お金がないのに動けないよ」といった不安を呈する声が出されましたが、なかったらないなりのことをすればいいとの声のもと、ドッシリとした構えが崩れることはありませんでした。お陰様で、住民や関係者の皆様からのご寄付も予定通り集まり、盛大な開祭式へと入って行ったのです。その様子はすでに『砧』にてご報告している通りです。このお祭りは2028年まで続きます。皆さん、ご寄付は何回でも受け付けます。今後とも応援してください。よろしくお願いいたします。(ご寄付のお願いについては、こちらから)

成城100年祭開祭式フィナーレ
成城100年祭開祭式のフィナーレ(2024年7月7日 成城学園澤柳記念講堂)

 主な活動と出来事

 5月25日には、定時班当番総会が開催され、2023年度の活動実績報告、決算報告が行われ、さらに今年度の活動計画案およびそれに伴う予算案が上程され、全て賛成多数にて承認されました。これも『砧』にてご報告済みです。

 8月3日・4日の2日間、8年間オリンピックのために使用できなかった馬事公苑において「せたがやふるさと区民まつり」が開催され、成城自治会会長が実行委員として参加しました。来場者は約30万人と発表されております。

 9月1日は、恒例の「大災害発生時住民行動マニュアル」の安否確認標識掲示訓練を行いました。台風10号の影響で掲示率は38%と残念な結果となりました。しかし、あの状況で38%もの熱心な方がおられるのは心強いとの意見や、震災は悪天候の状況下でも起こり得ることを考えるともう少し頑張ってほしかったな、といった意見もあり、皆さんのお考えをお聞きしたいところではあります。

 9月9日には、成城地区関係10団体懇親会が5年半ぶりに通常開催されました。ご存知のように、長年成城において活動しているボランティア団体の顔合わせで、もしこの方々の活動がなかったら、成城の環境、人づくり、防災、まちづくり、福祉といった面での進展はあり得なかったこととなります。泉砧総合支所副支所長および各学校の校長先生はじめ22名のご来賓がご列席される中、各団体から活動の内容が紹介されました。成城自治会からは、安武常任理事が自治会活動と成城100年祭音楽会の説明を、星野理事は成城地区区民防災会議の活動報告をいたしました。

 定型的な活動として、成城のまちの佇まいの維持・改善を行っている憲章運営部は、例年より多い事前相談案件の数をこなしています。防犯部は、交通安全や下校時の子供たちを見守る作業を続けています。自治会活動やまちなかの情報を会員の皆様にいち早くお伝えすべく広報部が頑張っております。防災部は災害対策訓練、研修会等で、「この地域から一人の犠牲者も出さない」よう頑張っております。下期も頑張ります。応援よろしくお願いいたします。

~ 2024年10月発行の『砧』858号より転載しました。~

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