慶賀 2025年

 会員の皆様、また日頃より当会活動にご支援ご協力いただいております地域住民の皆様、行政の皆様、学校の先生方におかれましては、新たに良きお年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。

 コロナから解放されて2年、普段の生活もコロナの教訓を反映しながら元どおりの状況を取り戻すかのように諸事活動が復活してまいりました。しかし、咳が止まらないような怪しげな風邪がはやってきたり、コロナも形を変えながらシブトク残っているようです。特にお年寄りの方々や基礎疾患をお持ちの方々はどうぞ健康には十分にご留意され、実りのある巳年を楽しくお過ごしくださいますよう心より念じております。

 成城100年祭を支援!

 昨年は、成城のまちにとりまして歴史的に大きな節目となった年でした。武蔵野の雑木林であったこの台地に、夢多き学園都市を作るべく、1924年7月6日に鍬を入れてから100年という記念すべき年であったわけですね。この記念すべき年を、住民はじめ成城に関わりのある皆さん全員でお祝いすべく、成城100年祭実行委員会の方々が準備を進めてきました開祭式典、なんでも鑑定団、のど自慢、音楽祭などのイベントはいずれも大盛況でした。

 そして、今年は成城学園がこの地で学び舎を開いて100年となりますので、「成城学園の年」となります。来年は「東宝の年」、 再来年は 「小田急の年」、 そして2028年2月16日は成城自治会が誕生して100年というところまで成城100年祭は続きます。なるべく住民の方々による手作りの成城らしいお祭りにしたいと準備してきた成城100年祭です。皆さん、協力して最後まで次の世代への引継ぎをやりましょう。

 これからの3年間で、モニュメントの制作、記念植樹、記念誌の発行、そして各年のいろいろなイベントが行われます。これまでは計画通りに進めることが出来ましたが、今後については資金不足が予想されております。そこでお願いですが、各世帯、各店舗からのご寄付をさらにお願いいたします。準備活動に直接参加出来ない方は少々多めにいただけると助かります。

 成城地域住民みんなでこの節目を意味あるものにして後世にバトンタッチしましょう。成城自治会として成城100年祭を強力に支援することを方針としております。どうぞよろしくお願いいたします。

銀杏並木

 ~ 2025年1月発行の『砧』861号の巻頭より転載しました。~

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